転職の自己PRはコミュニケーション能力が高いと強みになる?

コミュニケーション能力は転職の自己PRの強みになる


ビジネスシーンと日常のどちらでも欠かせないスキルに、コミュニケーション能力があります。よい人間関係をキープしてビジネスをスムーズに進めるために、採用担当者もコミュニケーション能力の高い人材を求めています。

コミュニケーション能力の高さはあなたのアピールポイントになるので、自己PRで強みとして伝えましょう。この記事では、ビジネスで必要なコミュニケーション能力とは何か?、自己PRに使うコツなどを解説し、自己PR例文も紹介します。

ビジネスで必要なコミュニケーション能力とは?

コミュニケーション能力は、ビジネスとプライベートのどちらにも必要な力です。しかし転職用の自己PRでは、ビジネスに求められるコミュニケーションを中心にアピールした方が、有利になるでしょう。

この章では、ビジネスで必要なコミュニケーション能力を3つ紹介します。

相手の話から言いたいことを聴き取る力

相手の話から伝えたい内容を正確にくみ取れると、ビジネスでは取引先のニーズに気づきやすくなります。相手も自分のニーズをはっきり理解できていない場合があるので、会話を進めながらニーズを明確にすると、相手にも喜ばれます。

また相手の言いたいことを正確に理解できると、相手への敬意を伝えやすくなり、その結果信頼関係をスムーズに構築できるでしょう。

言いたいことをわかりやすく伝える力

自分の考えを相手に確実に伝える能力があると、意見や提案を通りやすくなるでしょう。PREP法を用いる順序だてた話し方に慣れていることも、ビジネスの場では重宝します。

相手が理解しやすい言葉でわかりやすく伝えられると、生産性向上にもつながりやすく、企業が求める能力です。

言葉で表せない非言語要素をくみ取る力

コミュニケーションは言葉だけではなく、身振り手振りや声のトーン、表情などに表れた感情をくみ取ることも必要です。言葉ではわからない相手の真意は、非言語要素まで察知すると理解できる場合があります。

臨機応変な対応に欠かせない部分なので、非言語能力のある人材を企業は求めています。

転職の自己PRでコミュニケーション能力を伝えるコツ


転職用の自己PRでコミュニケーション能力の高さをアピールする場合、6つのポイントを押さえましょう。わかりやすく伝えるコツと、採用担当者が興味を持つポイントを紹介します。

結論から始める

コミュニケーション能力の高さを伝えるには、具体的な言葉で自己PRを始めましょう。例えば、聴く力をアピールするには「相手の潜在ニーズをくみ取って具現化する力がある」、伝える力の場合は「その場に応じた柔軟な交渉力がある」などです。

コミュニケーション能力が高いという表現だけでは漠然としているので、具体的な言葉を使いましょう。

秀でた力を見極める

ビジネスの場で必要なコミュニケーション能力は3つあり、自分の強みはそのうちのどれにあたるかを見極めましょう。より具体的な能力をアピールできると、採用担当者は自社に必要な人材だと判断しやすく興味を持ちます。

現職や前職までの経験を振り返って得意分野をはっきりさせ、その能力を自己PRに盛り込みましょう。

コミュニケーション能力をどう生かすかを伝える

応募先企業の雰囲気に合ったコミュニケーション能力の活かし方を、具体的にアピールしましょう。プライベートでのコミュニケーションの高さをアピールしたとしても、採用担当者はビジネスの場でどのように活かせるかをイメージしづらく、欲しい人材だと印象づけることは難しいためです。

大げさに伝えない

履歴書などの自己PR欄へ、大げさにコミュニケーション能力をアピールすることは避けましょう。書類審査は通ったとしても、実際に面接で話をすれば面接官に伝わるからです。

大げさに書いたことがばれるとマイナスの印象を与える恐れもあるため、背伸びしすぎた表現は控えましょう。

企業の求める人物像に合う表現をする

応募先企業の求める人物像や応募職種に必要な力を、求人票などをチェックし、企業で活躍する人材はどのようなタイプかをホームページなどで確認します。企業が求める力を把握した上で、アピールする強み「コミュニケーション能力」を選び自己PRに活かしましょう。

具体的に言い換える

コミュニケーション能力は、相手の話を聴く力・自分の考えを伝える力・非言語能力の大きく3つに分かれます。さらに具体的にあなたの強みを伝えてアピールしましょう。

言い換え例をあげておくので、あなたの強みにあてはまる表現を活用してください。
【相手の話を聴く力】
・本当のニーズをくみ取って、お互いの利害を調整できる
・相手の気持ちを受け止められる

【自分の考えを伝える力】
・相手が理解しやすい言葉で伝えられる
・的確に目的や背景などを話し、相手の合意を得られる

【非言語能力】
・多忙そうな様子を察知し、業務をサポートできる
・相手の態度や表情などから提案内容を柔軟に変化できる

コミュニケーション能力をアピールする自己PR例文

「コミュニケーション能力が高い」と自己PRで伝えるには、例文を参考にするとまとめやすくなります。履歴書や職務経歴書への書き方と、面接での答え方の例文を職種別に紹介します。

履歴書への書き方

私の強みは「相手の主張を受け止めること」です。前職では営業として、チーム内での報告・連絡・相談を徹底し、情報を共有して円滑な業務を心がけた結果、成約につながりました。

スタッフ同士で意見が食い違うこともありましたが、自分の考えを持ちつつ相手の意見も受け止めてすり合わせ、顧客へよりよい提案ができました。貴社へ入社後も相手の意見を聴く力を活かして、業績アップに貢献したいと考えております。

職務経歴書への書き方

私の強みは、「潜在ニーズを読み取ること」です。前職は家電量販店店頭で、お客様への商品販売をしておりました。

目的を持って来店されたお客様へ商品を販売するだけでなく、どのようにその製品を使いたいかなど興味を持つに至った背景までうかがい、きめ細かなアプローチを心がけました。起こり得るトラブルの対処法や好評なオプションサービスなども提案し、「選んだ製品で正しいか、うまく使えるか不安だったので助かった」と喜んでいただけました。

貴社でもお客様とのコミュニケーションを積極的に取り、何を求めているかを理解して適切な提案をし、売上に貢献したいと考えます。

面接での話し方:営業職

私の強みは、相手の表情などから気持ちをくみ取り、相手に合った伝え方ができることです。前職では開発部門と顧客の間に入り、それぞれの意見を真摯に傾聴して信頼関係を築きました。

開発部門からの説明は専門的な内容が多かったものの、わからない部分は質問して理解し、顧客からの質問には専門用語を控えた一般的な言葉で説明しました。おかげで顧客からの理解を得られ信頼していただくことができ、別の顧客からの質問にもスムーズに答えられました。

御社へ入社後は営業としてこの強みを活かし、製品の特徴を詳しく理解して、お客様が知りたいことをわかりやすい言葉で伝えたいと考えます。

面接での話し方:事務職

私は状況を把握し適切なサポートをすることが得意です。前職の営業事務では、営業スタッフ10人のサポートを行っておりました。

営業スタッフも請求者発行などをしておりましたが、多忙さからミスが多くなり、クレームにつながるケースもありました。そこで私は営業スタッフごとに1週間のスケジュールを把握して、忙しそうな時期には声掛けをし、必要なサポートを行いました。

その結果、請求書などのミス件数が減り、クレームを前年の3割減らすことができました。御社へ入社後もサポート力を活かして、営業担当の方々の売上アップに役立てればと考えております。

面接での話し方:人事職

私は、相手とよい関係を構築することが得意です。現在食品メーカーで新卒者の採用担当をしており、学生に興味を持ってもらえるよう心がけております。

人事担当者の印象が、学生からの興味を左右することもあります。自社の印象を少しでもよくするために、話しやすい雰囲気を心がけ、学生に不安な様子が見受けられれば声掛けをしてフォローを行いました。

共感を得られる言葉や話題を選んで対応を続けた結果、応募数が前年の1割程度上がり、多くの人材を採用できました。御社へ入社後も、強みを活かして社内外の方々とよい関係を構築し、人事業務をスムーズに遂行したいと考えております。

転職の自己PRでのアピールは担当者に相談しよう

自己PRでコミュニケーション能力の高さをアピールしたいときは、聴く力・伝える力・非言語能力のどれが最も秀でているかを見極めて、具体的に示すと説得力があります。そのコミュニケーション能力を入社後どのように活かすかでまとめると、採用担当者が興味を持つ内容にまとまります。

自己PRを履歴書や職務経歴書へ書く場合、または面接で答える場合などに応じた言葉遣いや文字数で準備しましょう。もし自己PRでのコミュニケーション能力のアピール方法に迷ったときは、自分の担当者に相談することをおすすめします。

評判のグロップで働いたことのある人のリアルな声

人材派遣会社「グロップ」は、転職したい方の希望を可能な限り叶えるためサポートを行っています。利用し転職成功した方々からは、「親身になってくれた」など喜びの声をいただきました。その一部を載せておくので、チェックしてみてください。

Y.O(21歳/女)

人材派遣サービスのグロップは、豊富な業種の派遣先を紹介できることで評判となっていました。中でも未経験者であっても挑戦しやすいユニークな求人を多く紹介してくれるため、職歴の無い方にも人気があります。私は、テストモニターの仕事を紹介してもらったのですが、気軽に始められる仕事だったので、非常にありがたかったです。また、資格取得支援やスキル向上プログラムも充実していることも選んだ要因でした。

Y.N(51歳/女)

人材派遣サービスのグロップは、利用者一人ひとりに寄り添うような、非常に親身なサポートを提供していることで評判となっています。また、派遣先を紹介するだめでなく、商業後のフォロー体制も万全ですので、職場になれるまでの不安な気持ちなどもサポートしてくれます。人材派遣会社を利用するのが初めてだという方にとっても、無理なく利用できるサービスだと思います。安心して働ける環境を用意してくれるため、非常に人気があるのです。

N.T(24歳/男)

グロップは、長期的なキャリアを築きたい方に向けて理想的な派遣先を提供してくれることで評判でした。私が無職だった時に、こういった姿勢に魅力を感じ利用しました。グロップでは、スキルアップや専門的な知識の習得を積極的にサポートする環境が整えられていたので、無理なく自分の価値を高めることができました。そのお陰で、今では安定した雇用条件で働くことができています。働くことと自分を成長することの両方を同時に叶えることができます。

H.H(53歳/女)

グロップは、数ある人材派遣サービスの中でも、特にサポートが手厚い事で評判です。単に仕事を紹介するだけでなく、一人ひとりの要望に合わせた派遣先を紹介してくれますので、多くの方が利用しています。登録者の立場にとって的確なアドバイスをしてくれるので、はじめて人材派遣サービスを利用するかたにもおすすめです。また、働き始めた後も、定期的にフォローしてくれるので、派遣先での不安などもすぐに解消することができるのも嬉しかったです。

M.N(27歳/女)

グロップの評判の良さを支えているのが、他の人材派遣会社には無い研修プログラムです。グロップの研修プログラムの内容は、ロジカルシンキングや情報分析力の向上を目指す方にとって最適だと思います。私もグロップの研修プログラムを通じて、自分に足りていなかった部分を成長させることができました。仕事において問題解決や意思決定が必要となる場面で、学んだロジカルシンキングを活用することによって、転職先でも頼ってもらえるようになりました。

Y.H(20歳/女)

グロップでは、正社員を目指す方のため、就職活動のサポートとして面接対策や履歴書、職務経歴書の作成サポートなども提供しています。面接はこれまでの経験を活かしてサポートしてくれるので、非常に人気があります。面接にチャレンジする人が、自信を持って自己PRできるように、ヒアリングによって個々の強みを引き出した上で、効果的にアピールする術を提案してくれます。また、面接時によく聞かれる質問を紹介した上で、その質問に対するベストな回答例なども教えてくれました。

M.M(53歳/女)

人材派遣会社の中でも岡山に本社を構えているグロップは、高時給の求人が豊富なことで評判でした。私が調べた口コミでは、特に50代の方にとって魅力的な派遣先が豊富だったので、迷わず選びました。実際に登録してからは、マネジメントエキスパートさんがしっかりと責任をもって、好待遇の派遣先を紹介してくれました。色々と紹介してくれましたが、地元に根差した派遣先が多かったのも嬉しかったです。

Y.U(49歳/女)

他の人材派遣会社にはないグロップの魅力は、一人ひとりに合わせた働き方をしてくれるところです。ライフスタイルやキャリア構成、求めている働き方に合わせ、経験豊富なマネジメントエキスパートさんが、しっかりとサポートしてくれます。はじめて人材派遣サービスに登録し、不安だったわたしにも、親身になってサポートしてくれたおかげで、派遣として働き始めることができました。グロップは、求職者の視点に立ってサポートしてくれたので助かりました。

Y.O(41歳/男)

安定した環境で長期的に働ける派遣先を探しているのなら、グロップに登録してみてはいかがでしょうか。グロップは、派遣であっても、しっかりと社会保険や有給休暇など充実した福利厚生が整備された働き方を選ぶことができます。グロップに登録すると、生活面での不安を減らしながら、安定した職場でキャリアを築くことも可能です。私もグロップに登録することによって、スムーズに新生活をスタートすることができました。

F.N(35歳/男)

グロップは未経験者歓迎の派遣先を多数揃えているため、新たなキャリアの構築を目指している人にとって、最良の人材派遣会社です。未経験者でも無理なく働けるように、派遣先の業務に必要な知識やスキルを学ぶ研修を提供しています。この研修でしっかりと学ぶことによって、初めての業界でも安心して働くことができると評判です。経験の有無で可能性を狭めるのではなく、多くの方が安心して未経験の仕事に挑戦できる環境を提供することによって、多くの方から信頼を得ています。

まとめ

①コミュニケーション能力は転職の自己PRの強みになる
②ビジネスで必要なコミュニケーション能力とは?
③転職の自己PRでコミュニケーション能力を伝えるコツを知ろう
④コミュニケーション能力をアピールする自己PR例文を確認しよう

著者紹介

著者情報プロフィール:佐々木 良和
派遣会社コンサルタント。延べ約1,000人の転職のアドバイスを行い、転職に関わってきた。モットーは「転職者の決断に悔いをさせない」。その豊富な経験を基に多くの人が悩む面接時の悩みに答えるコンテンツを発信中。

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