約束の時間の10~15分前の到着が理想です
面接日程の調整メールは人材派遣会社から提示される場合と、自分から人材派遣会社に面接日程を提示する場合があります。どちらの場合だったとしてもメールの目的は面接の日程を決めることですので、先に日程を伝えることが大切です。
そして家庭の事情や外せない事情によって日程の変更がある場合もありますが、それが分かったらすぐにメールをしてください。また面接当日に天候や交通事情によって遅刻やキャンセルをする際は、メールよりも電話で伝えた方がよいでしょう。
メールでは読んでもらえるまで時間がかかってしまいます。
早めに到着すると余裕をもって準備できます
ビジネスシーンでは時間厳守が当たり前のことですが、人材派遣会社の面接においても同様のことです。何分前に到着しておくべきか気になるところですが、おすすめは約束の時間の10~15分前に到着しておくことです。
電車や車などの移動手段がありますが、それに間に合うように家を出るようにしてください。マップアプリなどを利用することである程度の時間を予測することが出来ますが、時間帯や曜日によって人がごった返すこともあります。
さらに車の場合は渋滞に巻き込まれる可能性もあるでしょう。そのため最悪の状況を想定して家を出てください。
立地によっては建物の場所が分かりづらいこともありますので、迷わないようにしましょう。面接当日まで余裕があるようでしたら、同じ時間帯に実際に家を出てシミュレーションしておけば間違いありません。
そして10~15分前に建物の前に到着したら、身だしなみのチェックをしましょう。人のイメージは第一印象によって大きく決まりますので、失礼の無い清潔感のある身だしなみを心がけてください。
トイレも済ませておくとよいでしょう。
建物に入ってからもロスする時間も計算しましょう
人材派遣会社によっては取り次ぎによって担当者を呼び出すこともありますので、約束の時間まで10分を切ったら建物に入るようにしましょう。10分前は早すぎるように感じますが、そのようなことはありません。
取り次ぎの場合、タッチパネルなど特殊なシステムを採用していることもありますので、そこで手間取ることもあるのです。そして時間帯によってはエレベーターが混み合って、到着がギリギリになることも考えられますので、10分という時間は必要でしょう。
受付でいきなり担当者が出迎えてくれることもありますが、取り次ぎの場合はインターホンや受付スタッフに担当者を呼んでもらう必要があります。その際も必ず挨拶をするようにしましょう。
たとえ面接担当者ではなかったとしても、笑顔で挨拶をすることでよいイメージを与えることが出来ます。そして人材派遣会社の仕事の流れによっては数分待たされることもありますが、そこではスマートフォンをいじったり、書類を確認したりしてはいけません。
この時点でも人から見られていると考えましょう。オフィスに一歩入った瞬間から面接は始まっているのです。
遅刻しそうになったらすぐに電話で伝えることが大切です
電車の遅延などの交通トラブルなどで遅刻することもありますが、そういった場合はすぐに電話で連絡するようにしましょう。電車の中などは電話が出来ませんが、電話が出来る環境になったらすぐに伝えてください。
そして遅刻する理由と到着出来る時刻も伝えましょう。こういったトラブルは仕方の無いことではありますが、最悪の状況を想定して家を出ることでトラブルを回避することが出来ます。
そのため10~15分前にちょうど到着する時刻に家を出るのではなく、もっと早く出るようにしましょう。面接の日程まで余裕があるようでしたら、面接当日を想定してシミュレーションしておけば間違いありません。
マップアプリなどで到着時間の予測は可能ですが、建物の立地が分かりにくく迷う可能性もあるのです。そしていざというときに備えて建物の住所はもちろんのこと、ビルの名前などもメモしておきましょう。
これによっては交番などで道を尋ねることも出来ます。
(まとめ)人材派遣の面接は何分前に到着をするべき?
1.約束の時間の10~15分前の到着が理想です
面接時間の10~15分前に到着しておけば、トイレや身だしなみチェックなどをすることが出来ます。そして取り次ぎが必要な人材派遣会社だったばあい、7~8分前に取り次ぎのお願いをしましょう。
2.早めに到着すると余裕をもって準備できます
10~15分前には建物に到着しておきましょう。そして時間帯や曜日によっては道が混み合うこともありますので、それを想定して家を出るようにしてください。事前にシミュレーションしておけば間違いありません。
3.建物に入ってからもロスする時間も計算しましょう
約束の時間の10分を切ったら建物に入るようにしましょう。取り次ぎの人材派遣会社もありますので、これだけ時間に余裕があれば安心です。
そして面接担当者が到着するまでは余計なことをせずに静かに待ちましょう。
4.遅刻しそうになったらすぐに電話で伝えることが大切です
電車の遅延などのトラブルで遅刻しそうになったら、すぐに電話で連絡するようにしましょう。また面接当日まで余裕があるようでしたら、建物までの道のりをシミュレーションしておくことをおすすめします。
著者紹介
プロフィール:佐々木 良和 派遣会社コンサルタント。延べ約1,000人の転職のアドバイスを行い、転職に関わってきた。モットーは「転職者の決断に悔いをさせない」。その豊富な経験を基に多くの人が悩む面接時の悩みに答えるコンテンツを発信中。 |